久々に勝ちました(挨拶)

先週は久しぶりのPPTQで赤単を使ってみた。
そこそこ勝てて、赤単を使う利点と課題が見つかった。

利点①:ティムールが同系を過剰に意識している。
赤単はトップメタのティムールに対して、やや不利だと思う。しかし、ティムールが同系を意識して、重い構成になれば赤単に有利なメタになる。ティムールが増えすぎている今ころ赤単の使い時だと考えた。
利点②:PPTQはSEで先手を狙いにいけることがある。
言わずもがな、先手の赤単は圧倒的強い。SEではスイスの順位が高い側に先手の決定権がある。
PPTQの最終戦でトップ8の確定ラインだとトップ8の順位に関わらずIDを選ぶ人が非常に多い。しかし、先手が圧倒的に強い赤単を使っているなら、リスクがあっても先手を狙いにいくべきだと考える。スイスの最終戦でいい位置に付けたなら、先手を狙いにいってリスクに見合うリターンが得られるのが赤単の魅了だと思う。
課題①:純正のティムールがキツイ。
当たり前だが純正のティムールがキツイ。サイド後は先手ならいけるが、後手から勝つには相手の事故などに期待しなければならない。メインを対ティムールに寄せて、勝ち負け勝ちで勝つ構成を目指さなければいけない。
課題②:サイドプランが人によって結構違う。
赤単を使うにあたり以下のサイドプランを参考にした。
・BIGs 藤本岳大 はまち式 Vやねん!PTQ~(本戦参加)待ったなし!~
http://mtg.bigmagic.net/article/2017/11/kiji/fujimototakehiro/007.html
・井川良彦のプロツアー『イクサラン』17位入賞レポート
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4670
・Getting Red-y for Pro Tour Ixalan By Frank Karsten // 8 Nov, 2017
https://www.channelfireball.com/articles/getting-red-y-for-pro-tour-ixalan/
・Mono-Red at Worlds By Paulo Vitor Damo da Rosa // 11 Oct, 2017
https://www.channelfireball.com/articles/mono-red-at-worlds/
・Returning to Mono-Red at Pro Tour Ixalan By Martin Juza // 9 Nov, 2017
https://www.channelfireball.com/articles/returning-to-mono-red-at-pro-tour-ixalan/
結論を言うとみんな構成によって目指すゲームプランが変わるため、結構言っていることが違う。自分の中で説明が付くサイドプランを考える必要があった。

使ったデッキは以下の通り。
メイン
4:《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》
4:《ボーマットの急使/Bomat Courier》
4:《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》
4:《過酷な指導者/Harsh Mentor》
2:《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》
4:《暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon》
4:《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》
4:《ショック/Shock》
4:《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2:《削剥/Abrade》
15:《山/Mountain》
4:《ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins》
4:《陽焼けした砂漠/Sunscorched Desert》
1:《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
サイド
2:《チャンドラの敗北/Chandra’s Defeat》
2:《削剥/Abrade》
3:《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
3:《ピア・ナラー/Pia Nalaar》
3:《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
2:《栄光をもたらすもの/Glorybringer》

GPアトランタ5位の赤単と71枚一緒。変更点はメインの屍肉あさりの地1枚→山1枚、サイドのマグマのしぶき3枚→霊気圏の収集艇3枚のみ。
メインからティムールに勝つという気概を感じた。メインの構成を歪めた分同系が苦手になっているので、3枚の霊気圏の収集艇でサイド後のダメージレースで勝てるようにしてみた。コントロールは多少構成が歪んでても勝てる。

サイドプランは以下の通り。
ティムールエネルギー
先手:カーリゼブ2、ショック1→チャン敗1、チャンドラ2
後手:カーリゼブ2、ショック1→チャン敗2、栄光1
序盤にライフを詰めて、盤面固められてからはヘイトクリーチャーか重いカードで押し切ることを目指す。
ヘイトクリーチャーが盤面に残ることが大切。このプランで出されてキツイ栄光をもたらすものを除去れるチャンドラの敗北は無駄打ちしない。抜く除去は相手に霊気圏の収集艇が入っていないようなら、削剥にする。この辺りは相手の構成次第なので柔軟な判断が必要。

4Cエネルギー
先手:カーリゼブ2→チャンドラ2
後手:カーリゼブ2→栄光2
目指すプランはティムールエネルギーと一緒。栄光をもたらすものがティムールエネルギーより少ないのが嬉しい。

赤単
先手:指導者4、フェロキドン4、一撃4→チャン敗2、削剥2、ピアナラー3、収集艇3、チャンドラ2
後手:指導者4、フェロキドン4、一撃4→チャン敗2、削剥2、ピアナラー3、収集艇3、ドラゴン2
誰も言うようにハゾレトが第1の勝ち筋。第2の勝ち筋は収集艇なので収集艇を活かすようなゲーム展開を目指す。その時、相手の収集艇が邪魔なので削剥を無駄打ちしないように気を付ける。

結果は以下の通り。(昼飯食い過ぎで大会中ずっと気持ち悪かったため、メモを取ていなかった。そのため、勝敗は曖昧にしか覚えてない。)
R1 ティムールエネルギー ×○×
純正はやっぱりきつめ。
R2 青黒コントロール@ZAXさん ×○○
3本目、相手のライフ20、こちらはライフ1の状況からなぜか捲ったw
R3 青白ギフト ○○
ブンブン丸。
R4 4Cエネルギー@Ryo-ta09さん ×○○
3本目は相手の事故を咎めて勝ち。
R5 4Cエネルギー(黒濃いめ)@赤電君 ×○○
3本目は相手の事故を咎めて勝ち。

R5はIDすれば4位から6位抜けだったので、2位抜け目指してガチった。
結果は4-1で、2位抜け。メイン負けまくって、思ってたのとはちょっと違うけどやったぜ。

SE1 ティムールエネルギー(1Rの方) ○×○
1本目ワンマリ後、ショックを占術で上に置いて、1t目にボーマットで貯金。
5t目にアタックに行った際にブロック前に起動からのショックでブロッカー排除する動きが気持ちよかった。
SE2 4Cエネルギー(黒濃いめ)@赤電君 ○○
序盤にライフ削って、盤面固められてからはヘイトクリーチャーで押し切る理想的なデッキの動きで勝ち。
SE3 青白アプローチ ×○○
先手ダブマリで落としたが、3本目は相手がランド止まったターンがあり押し切れた。

SEの3回戦は赤単の利点を十分活かすことができたと思う。久しぶりのMTGで久しぶりの勝利は嬉しい。
PPTQは5度目の突破。RPTQは苦手のリミテッドなのでしっかり練習していきたい。これまでのRPTQは全くいいところないので頑張りたいね。

コメント

Pokky
2017年11月26日19:57

やるやんけ!おめおめ

おうゆう
2017年11月26日22:11

おめでとうございます!
熱量のある分析で、読んでいて心地よいです

ナヤ岡
2017年11月26日22:23

>Pokkyさん
あっざす!DN書きながら、正直上振れしてるなぁと思いましたw
>おうゆうさん
ありがとうございます。勝った時だけDNが長くなるのは内緒です。

オリヒカ
2017年11月27日7:47

優勝おめでとうございます!
収集艇3が乗り手不足等で腐らないか気になりましたが、今回は出番がなかったご様子ですね。

ナヤ岡
2017年11月27日19:03

ありがとうございます。
収集艇の乗り手はサイド後、1マナ8枚、2マナ6枚、3マナ3枚で17枚あるので特に不足を感じるほど少なくはないと思います。
まぁ、赤単に当たらないのが一番いいんですけどね。

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