みなさんMTGアリーナで遊んでいますか?
PTあらためMCを目指して日々MTGに明け暮れている競技プレイヤーの皆様の中で、まだMTGアリーナで遊んでいない方、MTGアリーナはインストールしたけどMOで遊んでいる方もいると思います。今日はそんな方々に向けて、競技プレイヤーが今日からMTGアリーナを始めるべきと思う理由を書きます。
かくいう私も、昨年の年末にMTGアリーナを始めましたが、年明けにはプレイをしなくなりました。理由はMTGの練習ツールとして使うには不向きだと感じたからです。
当時、ランク戦はメインのみの1本勝負(BO1)しか実装されていませんでした。もちろんメイン戦のみのMTGは、サイドボードが使えるMTGとは全く別の環境です。リアルMTGの練習をするにはランク戦は使えませんでした。サイドボードを使用した3本勝負(BO3)ができるトラディショナル構築という遊び方もありましたが、ランク戦の方が対戦相手のプレイが上手かったです。おそらく、競技志向の強いプレイヤーはランク戦のランクを上げることに夢中になっていたんだと思います。自分の腕に自信がある人ほど、公の評価を得られる場を好みますからね。MTGアリーナを練習の場として使っていくには、対戦相手が強い方がいいです。この時点ではMOよりMTGアリーナが優れている点がUI以外に見出せず、RPTQに向けて本格的な練習をしようと思った時にMOへ回帰していきました。
そんなこんなで、MOに出戻りした私ですが、2月の末からMTGアリーナに復帰しました。そしてすぐにMTGアリーナを中心に遊んでいくことに決めました。ようやく本題ですが、ここからが競技プレイヤーが今日からMTGアリーナを始めるべき3つの理由になります。
(1)MTGアリーナからMCに繋がる現実的な道ができた。
昨年末の時点でMTGアリーナを使った大きな大会の発表がありましたが、、参加の権利はランク戦の上位8名というあまりにも狭き門でした。
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031706/
しかし、これよりも現実的で目標にしやすい大会の発表がありました。
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031752/
いろいろ書いてありますが、大事な部分だけ引用します。
つまり、MTGアリーナからMCに行けるチャンスが生まれたってことです。そのためにはまず3月か4月のランク戦で上位1000位に入る必要があります。いまままにその時期なのです。ランク戦の1000位に入ることがどれくらい難しいのか正直わかっていません。実際は想像よりも難しくこれもまた非現実的な目標になるのかもしれません。ただ、挑戦してみないことには難易度を測ることもできないので、まずはやってみましょう。私はやってみます。
(2)MTGアリーナが練習の場になった。
私が離れていたわずか2ヶ月でMTGアリーナには多くの改善が行われています。その1つがランク戦にBO3が実装されたことです。ついにランク戦でリアルMTGの練習ができるようになりました。
また、先月末にあったランク戦トップ8を決める熾烈なデッドヒートの模様をご存じの方がいるかもしれません。ランク戦のトップは現在のMTGのトッププレイヤーがしのぎを削る戦場です。そこまでたどりつかずとも、その道中も過酷な道です。プレイ人口が増えたこともあったのか、以前と同じランク帯でも対戦相手のデッキのガチ度やプレイングの精度が明確に上がりました。(例えば、以前のゴールドランクでは初期デッキ+αぐらいのデッキが多く、初期投資無しでも組める赤単や青単ならあっという間にプラチナに行けたが、今はゴールドランクでもだいたい6割が5大環境トップメタのどれかといった当たり方をする。)この環境ならランク戦をMCへのチャレンジの場と同時にスタンダードの練習の場として活用できると思いました。
(3)MOよりMTGアリーナの方がたくさん対戦できる。
MOよりMTGアリーナが優れているのは、なんといっても快適な操作性です。ドローしてコンバット入ってフルパンからセットランドしてクリーチャー出してエンド。このMTGではよくある流れがMOに比べて段違いで早いのです。アグロデッキでその恩恵が大きく、同じ時間でMOの倍近い対戦数をこなすことができると感じています。
また、MTGアリーナは対戦にお金が掛かりません。MOではまともな練習をするためには参加費を払う必要がありました。もちろん、勝ち越せば参加費は返ってきましたが、私の腕では安定して稼ぐことはできず勝てるデッキにたどり着くまでに度々破産していました。また、勝てるデッキにたどり着くと練習であることを忘れて、ただひたすらチケット稼ぎに走り出してしまうこともありました。
練習であるならば、強弱に関わらずいろいろなデッキに触れて、失敗してもいいからさまざまな構築を試すことが大切だと思います。MOで練習していた際はなまじお金が買掛かっている分、デッキの選択やカードの採用について保守的な選択を取りがちだったという反省があります。これは私のMOへの取り組み方に問題あっただけで、MOを使ってもっといい練習が出来ていた方もいるはずです。ただ、個人的にはMTGアリーナの方が練習の場として活用しやすいと感じています。
今年はまさにMTGにとって激動の1年です。私にとって最も大きな変化はPPTQの廃止です。これまでは、平日はMOのリーグでデッキを選んで調整し、土日はPPTQへ参加してRPTQの権利獲得を目指しながらデッキの問題点を抽出するというサイクルを続けてきました。PPTQ廃止はこの練習サイクルを見直すいい機会です。MTGアリーナでの練習も、もしかしたら全然だめでまたMOに出戻りすることになるかもしれません。しかし、何事も挑戦が大切です。失敗したら反省して次の計画に活かせばいいのです。せっかく新しい遊び場ができたので、存分に楽しんでいきましょう。
PTあらためMCを目指して日々MTGに明け暮れている競技プレイヤーの皆様の中で、まだMTGアリーナで遊んでいない方、MTGアリーナはインストールしたけどMOで遊んでいる方もいると思います。今日はそんな方々に向けて、競技プレイヤーが今日からMTGアリーナを始めるべきと思う理由を書きます。
かくいう私も、昨年の年末にMTGアリーナを始めましたが、年明けにはプレイをしなくなりました。理由はMTGの練習ツールとして使うには不向きだと感じたからです。
当時、ランク戦はメインのみの1本勝負(BO1)しか実装されていませんでした。もちろんメイン戦のみのMTGは、サイドボードが使えるMTGとは全く別の環境です。リアルMTGの練習をするにはランク戦は使えませんでした。サイドボードを使用した3本勝負(BO3)ができるトラディショナル構築という遊び方もありましたが、ランク戦の方が対戦相手のプレイが上手かったです。おそらく、競技志向の強いプレイヤーはランク戦のランクを上げることに夢中になっていたんだと思います。自分の腕に自信がある人ほど、公の評価を得られる場を好みますからね。MTGアリーナを練習の場として使っていくには、対戦相手が強い方がいいです。この時点ではMOよりMTGアリーナが優れている点がUI以外に見出せず、RPTQに向けて本格的な練習をしようと思った時にMOへ回帰していきました。
そんなこんなで、MOに出戻りした私ですが、2月の末からMTGアリーナに復帰しました。そしてすぐにMTGアリーナを中心に遊んでいくことに決めました。ようやく本題ですが、ここからが競技プレイヤーが今日からMTGアリーナを始めるべき3つの理由になります。
(1)MTGアリーナからMCに繋がる現実的な道ができた。
昨年末の時点でMTGアリーナを使った大きな大会の発表がありましたが、、参加の権利はランク戦の上位8名というあまりにも狭き門でした。
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031706/
しかし、これよりも現実的で目標にしやすい大会の発表がありました。
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031752/
いろいろ書いてありますが、大事な部分だけ引用します。
「MTGアリーナ ミシック予選ウィークエンド」において上位16名に入った挑戦者たちには、賞金総額750,000ドルのミシックチャンピオンシップへの参加権利が授与されます。その16人のうちの1人になるための方法は以下の通りです。
予選シーズンにおいて、構築またはリミテッドのランク戦でミシック・ランキング1000位以内に到達する。これにより、そのシーズンの「ミシック予選ウィークエンド(MQW)」への参加資格を得ることができます。
(中略)
3月と4月のシーズンでは、「ミシックチャンピオンシップ3」への参加権利を懸けたMQWの参加資格を得られます。MQWは5月の終わりか6月のはじめに行われる予定です。日程が確定次第お知らせします。
つまり、MTGアリーナからMCに行けるチャンスが生まれたってことです。そのためにはまず3月か4月のランク戦で上位1000位に入る必要があります。いまままにその時期なのです。ランク戦の1000位に入ることがどれくらい難しいのか正直わかっていません。実際は想像よりも難しくこれもまた非現実的な目標になるのかもしれません。ただ、挑戦してみないことには難易度を測ることもできないので、まずはやってみましょう。私はやってみます。
(2)MTGアリーナが練習の場になった。
私が離れていたわずか2ヶ月でMTGアリーナには多くの改善が行われています。その1つがランク戦にBO3が実装されたことです。ついにランク戦でリアルMTGの練習ができるようになりました。
また、先月末にあったランク戦トップ8を決める熾烈なデッドヒートの模様をご存じの方がいるかもしれません。ランク戦のトップは現在のMTGのトッププレイヤーがしのぎを削る戦場です。そこまでたどりつかずとも、その道中も過酷な道です。プレイ人口が増えたこともあったのか、以前と同じランク帯でも対戦相手のデッキのガチ度やプレイングの精度が明確に上がりました。(例えば、以前のゴールドランクでは初期デッキ+αぐらいのデッキが多く、初期投資無しでも組める赤単や青単ならあっという間にプラチナに行けたが、今はゴールドランクでもだいたい6割が5大環境トップメタのどれかといった当たり方をする。)この環境ならランク戦をMCへのチャレンジの場と同時にスタンダードの練習の場として活用できると思いました。
(3)MOよりMTGアリーナの方がたくさん対戦できる。
MOよりMTGアリーナが優れているのは、なんといっても快適な操作性です。ドローしてコンバット入ってフルパンからセットランドしてクリーチャー出してエンド。このMTGではよくある流れがMOに比べて段違いで早いのです。アグロデッキでその恩恵が大きく、同じ時間でMOの倍近い対戦数をこなすことができると感じています。
また、MTGアリーナは対戦にお金が掛かりません。MOではまともな練習をするためには参加費を払う必要がありました。もちろん、勝ち越せば参加費は返ってきましたが、私の腕では安定して稼ぐことはできず勝てるデッキにたどり着くまでに度々破産していました。また、勝てるデッキにたどり着くと練習であることを忘れて、ただひたすらチケット稼ぎに走り出してしまうこともありました。
練習であるならば、強弱に関わらずいろいろなデッキに触れて、失敗してもいいからさまざまな構築を試すことが大切だと思います。MOで練習していた際はなまじお金が買掛かっている分、デッキの選択やカードの採用について保守的な選択を取りがちだったという反省があります。これは私のMOへの取り組み方に問題あっただけで、MOを使ってもっといい練習が出来ていた方もいるはずです。ただ、個人的にはMTGアリーナの方が練習の場として活用しやすいと感じています。
今年はまさにMTGにとって激動の1年です。私にとって最も大きな変化はPPTQの廃止です。これまでは、平日はMOのリーグでデッキを選んで調整し、土日はPPTQへ参加してRPTQの権利獲得を目指しながらデッキの問題点を抽出するというサイクルを続けてきました。PPTQ廃止はこの練習サイクルを見直すいい機会です。MTGアリーナでの練習も、もしかしたら全然だめでまたMOに出戻りすることになるかもしれません。しかし、何事も挑戦が大切です。失敗したら反省して次の計画に活かせばいいのです。せっかく新しい遊び場ができたので、存分に楽しんでいきましょう。
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